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キャラメル・コースタル・カーペットパイソンの歴史は2003年ポール・ハリス氏が、見た目ノーマルのコースタル・カーペットパイソンから産まれた数匹の黒色色素の少ない個体を入手したところから始まりました。
彼はこれらをキャラメル・コースタル・カーペットパイソンと名付け、遺伝の検証をするために2007年キャラメル同士を交配させました。 そして彼はノーマルコースタル、キャラメルコースタル(黒色色素が少ない)、スーパーキャラメルコースタル(黒色色素がほとんどなく、サンセットとも呼ばれる)を産出しました。
またジャガーとの交配でもノーマルコースタル、ジャガー、キャラメル、キャラメルジャガーを産出しこれがCo-dominant(共優性遺伝)であると結論付けました。
当店は2008年にポール氏から数匹のキャラメルを入手し、そのうちキャラメル♂とスーパーキャラメル♀を手元に残しました。(この時点ではポール氏も共優性だという確証が持てていなかったらしいですが)
我々は2010年にブリーディングに成功しましたが、産卵数16に対しハッチ8、死篭り8とあまり良い結果とは言えませんでした。 同じ条件でインキュベートしたヘテロアルビノカーペット同士の卵がほとんど死篭りなし(残念なことに1匹死篭ったのがアルビノだったのですが)という結果から考えると片親にスーパーを使用すると何か致死性の遺伝的要因が働くのか、若しくは単に♀親が若過ぎたからなのか今後検証して行きたいと思います。
また我々は、キャラメルジャガーも入手しました。
一般にジャガーはハッチした時の色彩により、レギュラー、ハイポ、レッドハイポと言われています。しかしこれらは遺伝的検証もなされておらず、分離比もバラバラでレッドハイポがレギュラーのような色彩になってしまう事も多々ありました。しかしキャラメルジャガーは真のハイポメラニスティックであり黒色色素が減退した色彩を呈します。
個人的な見解を述べさせて頂くとジャガーはパターンミューテーションで色彩は単なる個体差でありキャラメルはカラーミューテーションで模様は単なる個体差なのではないかと思われます。
また、当店の個体に関して言えばジャガー特有の神経症状(ジャガーの神経症状のコメントをご参照下さい)が今のところ出ていません。もちろんジャガーにも神経症状が出ない個体も多数おりますので何とも言えませんがキャラメルの血を導入することで神経症状が改善されるのか等も今後検証して行きたいと思います。
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